2006年11月26日

いももち

恵那市坂折棚田
いももち(いもてごね、棚田もち)
米とさといもをいしょに炊飯器で炊く、できたらそれらをいっしょに、すりこ木ではんごろしにして、一口大のだんごにする。
焼いて、焦げ目がついたら、しょうがと味醤油、みりんがはいったボールにくぐらせて、再度焼く。
醤油の香ばしいにおいが、たまらん!!icon09
作ってくださったおばさんによると、焦げ目がつかないと、表面のかりっと食感がでん、けど硬すぎると入れ歯では食べられないヨとのこと。
昔から、今の時期、サトイモが採れて、新米の販売(さらに昔は供出・年貢)が終わって、米の選別の時にでるくず米を使って、1年の苦労をねぎらうのに、芋もちを作ったとのこと。
くず米でも新米、それを大切に使う、それだし、くず米は独特の風味があるんだ、とのことでした。



この記事へのコメント
 いちど、食べてみたいですね。ここら辺(設楽町)ではありませんか。恵那へ行けばどんな処で食べられるんでしょうか。
Posted by bakamono at 2006年11月29日 06:45
残念ながら、販売はされていないようです。
自宅や集落で作ることがふつう(名倉の花火のときに作る五平餅と同じように)であるそうです。
しかし、最近はそんな機会も減って、作られるのもまれであるそうです。
今回は、郷土食の再発見・体験ということで、地元の方にご協力をお願いしました。
でも、ほんとに、うまい。醤油のこうばしい香りと、しょうが醤油がしみたサクッととした表面をかじると、中はサトイモのもちっとした食感があって、焼いたそばからいくらでも食べられます。
Posted by アキラ at 2006年11月29日 12:17
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    コメント(2)